整体師なのに?わたしがあの言葉をいう理由


こんにちは。


移動する整体師・佐野のぶえです。(整体仲間から、のんちゃんと呼ばれています)


毎週金曜日は、某社へ出張整体として出向いておりますが、今日は急遽、お休みとさせていただきました。


先日、息子が腰痛を訴え、病院の予約の関係上、出張整体をお休みしました。ところが、当の息子は「様子を見ながら運動してみたら、もう痛くなかった」といってサッカーの練習に行ってしまいました。。。


だいじょうぶかなあ。



「腰痛だって、おうち整体®️の施術でほぐせば大丈夫!」



とは、簡単にわたしは言いません。


腰痛があるお客様にも「整形外科で、一度診ていただくのもいいですよ」と言っています。


苦く、つらい経験があるからです。


2年前。


「腰が痛い」という息子を病院に連れて行くと「骨に異常なし、オーバーワークだね」と言われたので、「じゃあ、ほぐせばよくなるね」と言って、念入りに施術していました。


ところが、2週間経っても改善しないので、なんかこれはおかしいと思って、別の病院に行き、MRIを撮ってもらいました。


MRIを撮った結果、息子が腰椎を疲労骨折していることがわかりました。疲労骨折は早期発見・早期対応が重要。コルセットで腰を固定し、3ヶ月以上かけて、骨癒合(骨がくっつくこと)を待たなければいけません。


わたしが「ほぐせば、よくなる」と言ってたために、骨癒合の機を逸してしまった、すぐに精密検査してもらっていれば、すぐにコルセットをしていれば、息子の骨はくっついたかもしれない。わたしは激しく後悔し、自分の慢心を呪いました。


ちなみに、さらなる検査でもう1箇所、疲労骨折が発覚。こちらはすでに数年経過していて、骨癒合は不可能と言われました。


本人が気づいてないうちに、骨折してたなんて・・・。


体のことは、わかってるようでわからない。


お医者さんにも、本人にも、もちろんわたしにも、わからないことがたくさんたくさんある、と改めて気づかされました。


▼2年前。数ヶ月ぶりにサッカーができた息子


腰椎を疲労骨折しているサッカープレイヤーは少なくないそうですが、できるだけ健康体でいてほしいというのが親の願いです。


「痛かったり、違和感があったりしたら、病院に行ってみてくださいね」と、整体師なのに?わたしが病院を勧めるのは、そういう経験があるからです。診察・検査を通して、痛みの原因を把握するのは、症状改善の上でとても大事なことです。



たしかに「おうち整体®️の施術で、たいていの症状は良くなる」という実感はあります。



わたしも、おうち整体®️の施術をしたら、「あれ?よくなってる!」と言ってもらえたケースは数えきれません。頭痛、腹痛、めまい、耳鳴り、咳、鼻詰まり、肩こり、膝痛、アトピー性皮膚炎・・・などなど。


けれど、過信も慢心も禁物です。


わたしができることは、ただただ、血流を良くすること。


今日も、息子が帰ってきたら、しっかりほぐします。(腰に負荷がかからないよう注意しながら)


病院でできないことを、わたしはしています。


おうち整体®️、タイ古式マッサージ、リフレクソロジーのフルバージョンを施しているうちに、眠りにつく息子を見ていると、この手でできることがあるって、ありがたいなと思います。



病院も、おうち整体®️も、タイ古式マッサージも、リフレもそれぞれ、いいところがあります。いいとこどりをしましょうね。


それではまた!


ごきげんよう。


のぶえ(のん)






移動式整体サロン 「and Sunny」

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