移動する整体師、佐野のぶえ(のん)です。
タイ北部の町・チェンマイ へ、タイ古式マッサージを学びに行った経緯や思い出を綴っています。
<これまでのお話>
タイマッサージを学びに、タイへ行く話が出て
母もいっしょにタイへ同行することになりました。
夫がタイに行き、スクールとホテルの視察をしてきました。
不安ゆえに、たびたび浮上する壁・・・
「タイに行って、タイ古式マッサージを学んでくる」という話が浮上してから半年。
数々の迷いを乗り越え、母とわたしはなんとか搭乗ゲートにまで、たどり着きました!いよいよ出国!
搭乗待合室では、夫お手製・タイの旅行ガイドを読み返していました。
いよいよゲートオープン。
ゲートから飛行機に移動するときに通る可動式の通路(=「搭乗橋/ボーディングブリッジ」というのね)を歩くときの「ふんがふんがふんが・・・」っていう、宙を歩くような感触は、気持ちと同じですね。まさに浮き足立つ感じ。
飛行機がごろごろ動き出して、ぐいんと浮いたときは、心底ほっとしました。
近年の旅行といえば、夫がすべて段取りをしてきたので、わたしはいつも何も考えずに子どもの様子を見守りながら、夫のあとをついていけばよかったのです。パスポートすら、夫に預けていました。
▼近年の旅行、といってもコロナ前。2019年。
ロシア・ウラジオストク子連れ旅行(北朝鮮レストランなどに行ってきました)
ところが今回の旅は、自分で判断して動かなければいけません。母の体力的・精神的負担をかけないよう、「心配いらないよ」風を装いながら、わたしの拙い英語力を最大限に駆使して、効率よく動かなくてはなりません。
それから、もしかしてわたしは、意外と心配性なのでしょうか。
パスポートなくしたらどうしよう、スマホなくしたらどうしよう、クレジットカードなくしたらどうしよう、そもそも、なんかとんでもない勘違いをしてたらどうしよう、出発できなかったらどうしよう、ぜんぶの計画がおじゃんになる・・・!きゃー。
体中にべったり張り付いていた、そんな不安と緊張が、離陸とともにようやく剥がれ落ちていきました。
出発できたんだから、あとはなんとかなる!!
機内では「あ、機内食がないんだ、知らなかった」とか、後ろの席の方々がにぎやかに喋ったり、にぎやかに眠ったり(いびき)とか、いろんなことが面白く感じられました。
約7時間の空の旅。やがて、夜のバンコクの街が眼下に見えてきて、母とキャッキャ、はしゃぎました。
飛行機がとっても上手にランディングして、現地時間の夜9時ごろ、タイ・バンコクに無事に到着。(バンコクで1泊してから、翌日、国内線でチェンマイに向かう)
さて。
到着してとにかく最初にやるべきことは、SIMカードを入れ替えること!!!
タイで使えるSIMカードを装填し、スマホに電源を入れ、LINEが使えるようになった時の安堵感たるや。やっと陸で肺呼吸できる、そんな気持ちがしました。
空港からは、ホテルの送迎シャトルバスで移動。
なのですが、このとき、15分おきに出るシャトルバスに乗るのに、ちょっと待たされてしまって・・・。しびれを切らして催促に行くと、ホテルの担当者が「向こうのシートで待ってて」と言うのです。むむむ・・・、もうさっきから待ってるんだけどな。
わたしが黙っているのを見て、担当者が言いました。
ホテル「Do you understand English?」
わたし「We have been waiting 30 minutes already」
と、言い返しながらわたし、ちょっとニヤッとしちゃいました。「ああ、現在完了進行形、ちゃんと使えた♡」
そうこう言ってるうちに、送迎のシャトルバスが準備できたようで、バスに乗ることになりました。涼しい空港ビルから出て、はじめて触れたタイの外気。夜なのに、もわっと暑い。
空港ビル前の路上に、たくさんバスや乗用車が止っているなかで、一台のマイクロバスに乗り込みました。15分ほどで、ホテルに到着。
ホテルのレセプション担当者はとっても感じが良かったし、お部屋もパリッと清潔で近代的。
▼ベッドサイトの壁にUSBポートあるの、めちゃくちゃ便利!
▼着いた着いた!まずは疲れを癒しましょう・・・。
それから、自分にご褒美したいよね。
夜遅かったけど、近くのセブンイレブンに行きました。
セブンイレブンには、日本では見かけないものがいろいろあって、面白いなあと思いつつ、ビールや飲み物を買いました。
屋台をのぞいてきました。
ホテルに帰ってプシュ・・・!
こちらは、タイでメジャーなビール「チャーン」
たしか40パーツ(160円)くらい。
香りがあって、さっぱりめのビール。蒸し暑い気候に合いますね。
おつかれ!わたし!母も!(わたしがビール飲んでるとき、母はすでに寝てたw)
つづく
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